OCD

Obsessive-Compulsive Diorder OCD

ニューイングランド20148/14

クリミナルマインドというドラマを英語の学習に使っています。シーズン1-2で、この概念がでました。せっかくならとニューイングランドに求めました。英語字幕があるのと、プロファイリングの会話が興味深いので。

つり革を触ったらあとで何回も手を洗う(数十回のレベル)、という潔癖症です。ああなったらいけないという、思い込んだ前提にたいする儀式的回避行動で、正常人にもあるものですが、それが何十回と一日の生活の10%以上を占めると、社会生活に支障が出ます。

病的なものは一日一時間以上行動を繰り返すものです。わかっちゃいるけどやめられなくなるようです。30歳までに完成し、人種宗教男女差なく病的な人達は人口の3%いるようです。適切な治療を受けている人は10%にならないと書いてありました。治療は認知行動療法が薬物に先行して行われると書いてありました。敢えてつり革さわったあと、手を洗わないようにして、発熱や皮膚の炎症もなかったことを認知させるような感じでしょうか。

ドラマは娯楽性をねらって、犯人は妄想による殺人を数回犯します。脅迫観念は毎日繰り返すものなので、毎日殺人をすることはないので、医学以前の誤ったプロットです。上記のOCDではありませんが、登場人物の声音や言い回しの、彼らの背景などがわからないので、英語字幕を目で追うのが大変です。ただしミルトンの失楽園で旧約聖書の堕天使はマモンという。渡辺淳一だけが失楽園ではないということがわかりました。 このドラマでは前後に格言が引用されます。

Don’t bother just to be better than your contemporaries or predecessors. Try to be better than yourself.” フォークナーはヘミングウエイ並みの作家の言葉が引用されていました。自分を信じろという言葉で、励まされます。

Almost all absurdity of conduct arises from the imitation of those whom we cannot resemble.” Samuel Johnsonイギリスの18世紀の作家 似ても似つかぬ贋作すら作れぬものほど、総じて愚かな行いをするものである。