ハウス先生-grief

ハウス先生2-1

患者さんは残酷な多重殺人の死刑囚で原因不明の心不全で昏倒、病気を治してから死刑を執行することにハウス先生はこだわります。一方でうら若い女性の肺扁平上皮癌末期も登場。二人とも終末期ですがどうやって受け入れるか。

The five stages of grief(嘆きの5段階)denial, anger, bargaining, depression, acceptance、死刑も癌末期も いや違う何かの間違いだ、何で自分だけなんだ、こうしたらよくなるかも、やっぱりだめか―、まっいいか behavior science でよく出てきます。セカンドシーズンの頭ですから、重要英単語たくさんの回でした。Brag 自慢

Kin 類縁、shackled 足枷、joshからかう、8th amendment は前述のようにforbidden of excessive bail and punishment過剰な過料や刑の禁止

capitol punishment death penalty 死刑、death row 死刑囚房

I upped his saline drip 点滴をはやめた upbringing 養育、absolve放免

 

I have to make him all better before shipping him back for the state to kill him.

州に死刑執行してもらうためにも彼を根治状態でお戻ししなきゃ。

 

You can’t blame society for the fact that you chose to become a killer.

早口でこんなセリフいわれてもわかりませんね、自分が勝手に人殺しになっといて社会を責めるなんてありえないという意味です。you, they 不特定指しているんでしょうか。

アニオンギャップ陽性の代謝性アシドーシスでてきました。そのmnemonic 語呂合わせは、I SLUMPEDです。鉄剤、イソニアジド抗結核剤、サリチル酸消炎剤、乳酸アシドーシス嫌気代謝亢進、尿毒症、メチルアルコール中毒、アルデヒド中毒、アルコール中毒(通常の尿のテストテープではアルコールによる尿酸性は証明できません)、糖尿病性ケトアシドーシス。死刑囚なのに自殺目的でコピートナー(メチルアルコール含有でよく刑務所ドラマ関係で脱法ドラッグ作成に使われています)摂取、ハウスは病室でウイスキー飲み会を開きメタノール中毒を中和します。本当に精神肉体とも限界なので自殺企図したことで基礎疾患の存在を疑ったわけです。しかし心不全や腸管壊死など出現、ようやく褐色細胞腫と最終診断されました。副腎に出来る腫瘍で高血圧頻脈頭痛多汗など不定愁訴です。血圧がバカに高いわけでもなく、頻脈も120回どまりとか、横になると調子よいとか、起きるとつらいとか、前述のように開業して10年で2人見つけましたが、数か月かかりました。α―ブロッカーの点滴をしつつ、腫瘍摘出が一般的です。先の囚人は腫瘍によって性格が変容して大変なことをしたとも考えられますが、死刑再審などは少しふれられただけでした。最後に穏やかなれど怯えた表情で再びdeath row に大勢の武装刑務官に囲まれてshippingする場面にgoose pimplesが立ちました。毎回診断治療後にぞくっと感動を与えます。同じ医療ドラマでも最後に山ピーのアップでもしとけば大丈夫というわけにはいかないわけです。