knee surgery | 医療法人社団 こうち医院

knee surgery

Arthroscopic surgery for degenerative knee arthritis and meniscal tears:

a clinical practice guideline

2017年英国医師会による変形膝関節症の内視鏡手術に対するメタ解析と推奨コメントです。Degenerative knee arthritis と日本の変形性膝関節症が同一定義かどうかはわかりません。35歳以上、画像で変形が証明、関節唇が損傷、ロッキングサイン、急性発症という定義を掲げていました。英国、スコットランド、オーストラリア、デンマーク(英国もドイツも両方好きな国です)の1665人の13個の論文解析から。外科医に厳しい結果でした。関節鏡手術も保存治療も結果に変わりなし、ただし3か月以内に限局すれば手術治療にて急性発症の痛みは軽減するが、1-2年後の経過は一緒である。2週間仕事を休んで痛みの軽減を3か月自覚するが、長期的には変形の進行は避けられない、ということでしょうか。ヨーロッパ、英国、豪州の膝関節の先生は上記勧告を受け入れるようですが。アメリカの整形外科学会は若年のスポーツ外傷や推奨画像上変形のないものへの関節鏡手術を容認していましたが、最新のガイドラインでは、手術をする前にまず痩せなさいというパブリックコメントをだしてほぼ内容は豪州欧州と同等になったようです。針治療は勧められず、グルコサミンもアメリカ整形外科は否定的でした。減量と保存療法をまず行うこと。肥満度を計算して35以上のBMIは、あらゆる角度から減量を、チーム医療でサポートしていく必要があります。膝が痛いから運動不足で肥満になるという負のサイクルがあるわけです。栄養指導や薬物療法や確立している外科治療などの選択肢を提示するべきでしょう。