過敏性腸症候群ー低プレバイオ食 | 医療法人社団 こうち医院

過敏性腸症候群ー低プレバイオ食

A Diet Low in FODMAPs Reduces Symptoms in Patients With Irritable Bowel Syndrome and A Probiotic Restores Bifidobacterium Species: A Randomized Controlled Trial.

Gastroenteronology 2017年10

過敏性腸症候群の好ましい食材として、上記が最新の引用文献になろうと思います。FODMAPとでもいうのでしょうか。Fermentable、Oligo-、Di-、Mono-saccaharides and Polyols。発酵食品、多糖類、単糖類(ブドウ糖ショ糖以外)の制限です。ビフィズス菌や乳酸菌の育成に大変良いプレバイオティックス、ヨーグルトや牛乳内の乳糖、母乳内のオリゴ糖、果物の糖の重合体イヌリンなどを避ける食事です。でんぷんと砂糖の量を増やして、カロリーは調整します。プレバイオティックスが過敏性腸症候群の人にはよろしくないということになります。高たんぱく食ではありません。かかる調整食をした人たちは、おなかの痛みに関してはよくなったようです。生菌プロバイオ製剤いわゆる整腸剤を併用しても、症状に影響なく、腸内細菌の改善はあったとのことです。プレとプロでシンバイオという表現は、一般用語として普及してコマーシャルでも宣伝されています(薬ルトW)。過敏性腸症候群においてはプレとプロをわけて考えないと、治療に結びつかないということが、わかりました。なんでもかんでもお腹にヨーグルトは間違いです。