Chat GPTとチャット

 久しぶりに雑文を認めたくなりました。悪文であることは承知しております。これはわたくしの側頭葉にある言語中枢に問題があるからです。結論しか先に想起しない脳みそだからです。話し言葉は、運動性言語中枢の前頭葉も空回り、早口でカミカミでわかりにくいです。会話では主語がなく、メールのやりとりも同様、会話としても文章のやり取りも、一般的なチャットになりません。結論を先にいい、すぐに行動を起こす。医師としては、よかったのかもしれません。すぐに結論がでて、すぐに行動を起こす。あまり結論に失敗がないから、現在まで医師としてまずまず頑張れたかなと思います。

今話題のAI名人とチャットしてみました。

    Chat GPTを試してみました。

 まず、立ち上げて、ログインまで数秒でした。日本語に切り替える必要もないです。彼は全言語と全宇宙の知識を持っています。彼は性別の意味でなく、LGBTQIAの観点からチャットさんを擬人化して、彼とします。

5類から2類への変更で日本の医療はどう変わったか と質問

申し訳ありませんが、私の知識は2021年までの情報しか持っておらず、2023年までの出来事や変更については把握していません。それに伴い、「5類から2類への変更で日本の医療はどう変わったか」についての最新の情報を提供することはできません。医療制度や政策についての情報は、公式な情報源や専門家の意見を参考にされることをお勧めします。

 たいしたこと言わない。と思いましたが。気を直して、2類感染症、5類感染症それぞれを問うと、的確な情報が返ってきます。専門家がうなるほどの情報はありませんでした。

糖尿病の治療を問うと、絶対に間違いのない情報が列記されますが、感動するほどの情報はありません。彼はまた、2021年までの情報で実際の治療行為に利用されても困るというような謙虚な一面を見せました。

黄色人種 男性 特有の病気と入力

謙虚に人種差についてはお答えできないとしつつ、一般的な成人病を列記していました。東洋人のピロリと胃がん、EBウイルスと咽頭がんなどは出てきませんでした。

質問方法によるのでしょう。聞き手がバカだとバカな答えがかえってきます。

次は興味のある、小型株、FXなどを入れ込むと、一般人の必要な情報が多く列記され、その後自分は2021年までの情報しかないので、現時点の投資投機には責任が持てないと言っていました。

これで彼の評価を結論してはいけませんが、結論しないようにプログラムされているのでしょう。映画の2001年宇宙の旅、ターミネーターのコンセプトのように、AIに頼りすぎると、大変なことはわかりきっています。

 

1時間ぐらい彼と対話して、今度は僕の結論として、医療人の観点からです。

  • 現病歴や画像をいれて鑑別診断をしたり、多言語で国家試験を解いたりは速攻威力を発揮するでしょう。専門外の急病人に遭遇した際は、助っ人になります。
  • 各国がお金をかけて、医者の経験と勘をデジタル情報として盛り込んでいる最中です。 AI診断に基づいての医療事故などのアクシデントを乗り越えてゆけば、10年もまたず、彼は言語や人種を超えた名医になります。
  • 国際的な医療人の育成に利用できそうです。言葉の壁が全くないからです。まじめな海外の医師や看護師さんが、より容易に、漢字だらけの日本語の国家試験に合格するでしょう。
  • いずれ彼以上の名医はいなくなるでしょう。