ドラマから医学-go out on a date

ドクターハウスの1-18ではG4P0(妊娠四回出産0回)の8か月妊婦が小細胞がんで重症筋無力症になるEaton-Lambert症候群末期がんで子供の生存、母体の延命など厳しいテーマでした。

DiGeorge 症候群(22q11欠損、胸腺低形成による細胞性免疫不全、上皮小体は欠損する第3-4鰓弓由来のため低形成となり低カルシウム血症)の両親が、子供の栄養障害易感染性から虐待と思われているところを、ハウスが診断し救う場面で救われました。

Insubordination 反抗的、fiefdom領地、poutふくれっつら

 

同じく1-19は見ごたえありました。冒頭は髄膜炎菌性髄膜炎(Neisseria meningitis)集団発生です。

 

日本ではこの菌の集団感染はないようですが、アメリカでは数千人の感染があるようです。日本では肺炎球菌ワクチンとインフルエンザ桿菌ワクチンを生後2か月からのワクチンでびゅーで髄膜炎予防します。中東サハラ熱い地域で多いのですが髄膜炎菌性髄膜炎も見逃せません。アメリカでは軍隊の人はみな接種しているようです。Steven King under the domeでも集団感染シーンありました。治療や予防は淋菌と同じくロセフィン一本勝負です。ロセフィンの副作用に偽胆石というのがあるようです。劇中ではまだリファンピシンを予防投与していました。症状は発熱、petechial bruising点状出血、因みに低補体血症ではとくにかかりやすいようです。

肝腎の筋ですが、ハウスは一人の少女の発熱頸部痛を髄膜炎ではないと見抜きます。Side to sideの首振りだけ痛い髄膜炎はないと看破します。ドラマですから。結局少女は妊娠契機におこったTTP(血栓性血小板減少性紫斑病)でした。ピルや妊娠契機にADAMTS13活性低下(von Willebrand因子切断酵素が活性低下)。この因子は凝固と血小板双方に必要なわけで、活性高まりすぎて、血小板凝集過凝固にて血栓が消費されるわけです。出血傾向や血小板低下、溶血性貧血がポイントです。血小板輸血は禁忌はよく覚えておきます。日本ではステロイド、ハウス先生はリツキサンを使っていました。ニュージャージー州では両親の承諾なくとも不本意な妊娠に対しては中絶が本人の承諾のみで認められていました。この州ではabortion lawsがゆるいと明記する州政府からのHPありました。

英語では、20時間図書館で勉強し続けるアジア系医学生に白人学生は勝てないだろといいつつ

Actually the Asian kids are probably just responding to parental pressure, but my point is still valid. 親の期待に応えるためだけに勉強してるんだが、俺にも一理あるだろ。

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