ハウス先生より-lame | 医療法人社団 こうち医院

ハウス先生より-lame

CANVAS試験でSGLT2阻害剤の一種は心血管合併症を減らすNEJ 2017 8月号644~

と思っていたら、その一種に対して

FDAが下肢切断リスクプラセボの2倍と警告、boxed warning 箱に警告文記載とのこと Medpage todayより

どう判断しましょうか。本日のドラマ ハウス先生も下肢救済、救肢と我々の業界は言います。

ドクターハウス1-21

いかにしてハウス先生がlameで crippleで ステッキ(cane)を使用するようになったかがテーマでした。下肢動脈瘤(極めてまれ)の血栓による急性動脈閉塞の診断がつかなくて4日間後にバイパスと血栓除去して死の淵をさまよって、奥さんがハウスの同意を得ずに、壊死組織除去を行ったようです。命を救った奥さんに、自分の意志で手術を受けられなかったことが不服で、lameにもなり離婚もしたようです。

私は専門性から盲目的に足背動脈をさわりますけど、血管外科以外は拍動を触れる習慣がないようです。下肢血行障害は4時間ぐらいが勝負です。ゴールデンタイム6時間といいますが、6時間経過の血栓除去ではカリウム高騰心停止、ミオグロビン尿腎不全懸念されます。静脈血を脱血してカリウム高くないか調べながら還流再開させます。6時間過ぎたら、電解質バイタル安定なら、感染させないようにしてミイラ化するまで待つほうが侵襲少ないし切断範囲がはっきりします。急性期では切断も危ない場合があるからです。壊死部除去が奇跡的にできて切断を免れたのがハウス先生ですが、そこはドラマにすぎません。

元妻が来院、後添えが調子悪い、どの医者も何ともないというけど、絶対変だから診てくれとハウスに頼みます。I was around you long enough to know when something is not right. あなたのそばにいたら病気か病気でないことぐらいわかるわ。で1-22に続きます。