cannabis、marijuana(スペイン語ラテン語でjはハ行)
ランセット 2007 1047~ に薬物依存の相対評価があります。有名らしいです。
依存性heroin>cocaine>タバコ>アルコール>睡眠剤>cannabis
精神身体有害性 heroin>cocaine>睡眠剤>アルコール>タバコ>cannabis
作用機序は大脳辺縁系などにあるCB1CB2受容体に直接結合して快楽酩酊食欲亢進を得るとされます。毒性が少ないとのことでこれがまた問題です。
日本の麻は改良されて嗜好効果ないようです。タバコと混ぜて発火性良くする吸引では発がん作用あり、水たばこで吸うなら推奨されている国あり、バターに混ぜてお菓子も販売されているとのこと。オランダは観光客用の店まである。海外使用にて帰国直後日本でエキスのTHC(Tetrahydrocannabinol)陽性反応がでると処罰されます。国家資格を得る場合は注意が要ります。調理師、医師、介護士、消防士、警察官、自衛官、弁護士まであらゆる師士業公務員は資格取得のための診断書内にアヘン、大麻、覚せい剤の使用がないことが条件になります。使用歴だけでも資格取得は門前払いと考えていいと思います。医療用大麻は緑内障、慢性疼痛、癌末期、アメリカではエイズ患者の元気づけなどに使用されるようです。ランセット論文も身体有害性や依存性の尺度を少し変えれば、序列などすぐに壊れます。安全面を強調論文や認知症予防など明るい局面がウイキ上ではにぎわってました。擁護派はアルコール、たばこに類するような嗜好品に分類したいのでしょうが、アルコールやたばこのように国家統制ができないのはどうしてでしょうか。アルコールはアセトアルデヒドという毒が処理できない人は口にもしたくない代物です、それが克服されてようやくGABAaの開口という報酬を得るわけです。タバコは動物が生理的に忌避する焦げた臭いの煙を我慢しつつ、土壌由来のカドミウムやアルデヒドなどの有毒発がん物質を容認して脳のニコチン受容体で得る解放感を得ます。脳だけでなくニコチンは全身に作用するため、自律神経全域をスイッチオンします、迷走神経優位が気持ちよい人悪い人、交感神経緊張が気持ちよい人悪い人と全身作用はばらつきます。アルコールもたばこも嗜好品としては限定的性格というわけです。アルコールとタバコは、国民の数割に支給できればいいという概念から、価格をコントロールして受給統制可能となります。Cannabis を吸入経口ともに摂取した場合、障壁となる全身不快作用が少ないため、少量で老若男女が酩酊快楽を得ることができることが問題です。生産が比較的容易なところからこれを国家が容認することは亡国につながるおそれがあります。医学使用も詭弁で他に変わる優秀な治療法があるわけですから。危険性が少ない快楽商品だけに大変危険な物質として大麻をとらえるべきです。