Sleep apnea ABCs: Airway, breathing ,circulation
Cleveland clinic journal2014年 クリーブランド病院雑誌
閉そく性睡眠時無呼吸症候群は、高度肥満者BMI35以上、いびきを間欠的にかくような顎の小さい顔貌に多く、睡眠時10秒間以上の窒息状態が、一時間に30回以上になると、重症です。脳波、換気の二酸化炭素モニター、酸素飽和度モニターをつけて、睡眠分析を行い、無酸素低酸素指標を解析するのですが。外来で明らかに、巨漢でそれとわかる人には、検査施設に行かないで、速攻で自宅検査が望ましいとクリーブランドは言ってました。自宅では脈、気流、酸素飽和度で判定します。頭痛と鼻づまりは必発です、stop-bang test: snoreいびき、 tired つかれ、obstructionひとからみてやばい呼吸、 pressure 高血圧, BMI35以上, age50歳以上、neck首のふとさ、gender 男
潜在的未治療者は80%以上になるようで。
口腔形成の必要な特殊例を除いて、手術治療は効果少ない。マウスピースや鼻のあなに角のようなものをいれるネイザルなどありますが、経験的に効果は薄いです。
やはりCPAPが一番です。装着翌日からガッツポーズをしてくるひともいます。しかし慣れるのにしばらくかかります。鼻のお面のようなものをかぶって、鼻にふたをします。口にテープを張って、常に鼻から送気されて、はく呼気の最後にブーっともっと陽圧のPEEPをかけて、いびきがでないように、ノドチンコをひろげる。いびきをしている人の下あごを少しアップすると、いびきが止まります。チンアップのかわりに空気で喉の奥をひろげます。数名の患者さんの管理をしていますが。極度の鼻づまりの人は、スプレーを使って鼻の通りをよくすることが必要です。あとは、お面をかぶるのに圧迫感があって長続きしない人がいます。最新のマスクでは、ひもでお面のようにかぶらないで、額やほっぺに吸盤で引っ付くような構造のもの、鼻のあなにフィットさせるだけの被り物でないタイプもあります。
苦労でしょうが、慣れますと、さわやかな翌朝が迎えられます。子供の寝起きにもどったとか、血圧がぐっと下がった、血糖値がよくなった。データでは心筋梗塞や脳梗塞を40%少なくするようです。いつまでやるか、一生こんなもん装着できないということで、なし崩し終了が考えられるのが、頭の痛いとこです。病気で激やせしたら、頚椎症と無呼吸が全くなくなった人がいますが、消化管の手術後でご飯が食べられなかったからです。
長年ボディービルやフィットネスの先生をしている女性がいます。長年、競技においてスマイルの筋肉も研究しているようです。笑顔を振りまくと、首が細くなるようです。胸鎖乳突筋、広頚筋などの頸部筋肉を酷使すると、軟部組織の皮下脂肪がおちて、咽頭の気流のスペースが広がるようです。また、声楽家や能楽師のように腹から発声して、喉頭の筋肉を上手に訓練する人にもいびきはないようです。