最低限の生化学も忘れていたので、まとめました。
核酸代謝の俯瞰 グルコースにPつけてフルクトース6リンからリボース5リンからスタート、PRPPから右がIMP(これ阻害が6MP、モフェチルや肝炎のリバビリン)からアデニン(ADA欠損が免疫不全のSCID、モフェチルや肝炎のリバビリン)やグアニン(HGPRT欠損がレッシュナイハン)のプリン代謝、尿酸排泄に抑制するのがアスピリン。尿酸関連の薬の知識が増えました。左がピリミジン代謝でグルタミン酸やCPS1(ミトコン)CPS2などとアスパラギン酸でウラシル系(ヒドロキシウレアはこれを阻害)からシトシン、ウラシル系から葉酸を要してチミンになる(これを競合阻害がMTX).
アミノ酸の流通を俯瞰する。パイルベートとグルタネートからアラニンにかえるのをアラニントランスアミナーゼでALT, グルタミネートパイルベートトランスアミナーゼともいってGPT 細胞質TCAサイクルのすぐ上流で行われているB6ピリドキシン必要。
TCA内のオキサロアセテートとグルタネートからアスパレートにかえるのがAST, グルタミネートオキサレートトランスアミナーゼでGOT。グルタミン酸があれば細胞質でいろいろアミノ酸ができる。
グルタミン酸がたまると羽ばたき振戦になる、両手をきつく待ってというポーズをとらせて震えるかが正解。鳥のようにバタバタさせてましたが、これは極期。グルタミン酸が多いと、脳内にも影響、ガバに影響。調味料によるチャイニーズレストラン症候群。
筋肉内でAST→ALTを利用してグルタミン酸→アラニンとしてCahillサイクルで肝臓に運ぶ。またコリサイクルも乳酸を肝臓に、肝臓から発射のブドウ糖を筋肉に運ぶ。糖とアミノ酸とゴミっぽい乳酸の動きがここで決まる。肝臓でできたグルタミン酸を、またASTにてアスパラギン酸にしてウレアサイクルに突入させて尿素作成。しかしウレアサイクルをまわすには、グルタミン酸からできるNアセチルグルコサミネートをカルバモイルフォスフェートシンセターゼ1(CPS1, CPS2は細胞質)でミトコンドリアで二酸化炭素とアンモニアからカルバモイルリン酸もウレアサイクルに回さなければいけない。ウレアサイクルもミトコンドリアが必要。
意味も分からず毎日、GOT GPTをみたり、プリン体注意などと、尿素窒素高いねなどと、患者さんデータ診ていますが、ほんとのところどこまでわかって、見ているのか、上記を肝に銘じて、初心に帰れました。