健診の考え方

Six screening tests for adults: What’s recommended? What’s controversial?

2014年11月 クリーブランドクリニック雑誌

アメリカの予防協会からの推奨基準です。the US Preventive Services Task Force (USPSTF)でホームページに膨大な予防知識を医療者と利用者別に膨大なデータで提供しています。そのまとめのまとめ。ほぼ日本と同じです。胃がん検診が日本では充実しているのが違いです。

6つのスクリーニングテスト

  1. タバコを吸った経験あったら65~75歳までのうちに1回は超音波での腹部大動脈瘤チェック
  2. ヘビースモーカー(30本以上)は毎年55歳からCTチェックで肺がんチェック
  3. 50歳~75歳までは周期的に便潜血、大腸カメラを(便潜血いわゆるFIT(日本では標準)は毎年、大腸ファイバーは10年毎)
  4. 21歳から65歳までは子宮頸部細胞診か、今後主流のHPVテストを(自宅でHPVチェックするキットが開発されるのか)
  5. PSAテストはあまりいみがない。若年者での発見治療で、合併症が有益性を上回る。
  6. 50歳から74歳までは2年おきのマンモラフィー 若年者での頻回の検査はあまり効用無

その他 家族性に乳がん子宮がん卵巣がん前立腺がんのある人はBRCA1 BRCA2の血液検査と遺伝相談

自宅血圧が血圧コントロールの指標