Population screening and intervention for vascular disease in Danish men (VIVA): a randomised controlled trial ランセット2013 5月31日
デンマークでしょうか65歳から75歳の 25000人なにもスクリーニングしない VS 25000人腹部動脈瘤、末梢血管障害、高血圧などスクリーニング介入 のテストです。スクリーニングしない人も医者にかかるなとは言っていません。約5年の経過で双方2500人程度有意差なしの死亡が出たようです。70台の患者さんで5年間に10人に一人の死亡は先進諸国データに矛盾しないでしょう。死亡率の高い白人高齢者での検討ですが。70歳まで生き残ったということで生物として優れているからでしょうか。医者が介入しようとしまいと、動脈瘤と下肢閉塞性動脈硬化症は関係なさそうでした。糖尿病、がん、高血圧の介入もしているのですが、あまり死亡率を下げていないように表では読み取れます。酒がうまくなくなった、なんとなくしんどくなった、たばこがまずくなった、飯が食えなくなった、足が痛くなった、腹になにかどくどくする瘤ができた、時に慌てて医者に行った人と5年で何回か医者にかかる人とで差がないとは。日曜の朝に考えさせられました。