Yogurt and dairy product consumption to prevent cardiometabolic diseases: epidemiologic and experimental studies.
アメリカ臨床栄養学会誌 2014年増刊号
アメリカの生活習慣原則
健康食を食べよう、トランス脂肪を避けよう、運動しよう、減量しよう、禁煙、節酒
これにて2007年ランセット370 では 心筋梗塞の60%脳梗塞の30%は防げるといいます。
ナッツ、全粒粉、果物、ヨーグルトは使用量が増えるほど、減量効果があると、ニューイングランド2011年364で証明されているようです。
ナッツの不飽和脂肪酸とポリフェノールとレジスタントスターチ、全粒粉のレジスタントスターチ(植物繊維としても)、果物はフルクトースで血糖値は上りくいしカリウム豊富で血圧や利尿効果、ヨーグルトはプロバイオ補給による今後どんどん解明される全身効果(抗動脈硬化作用抗炎症作用)、などこのコラムでもくどいほど取り上げていると思います。
悪玉コレステロールを下げる。The effect of a probiotic milk product on plasma cholesterol: a meta-analysis of short-term intervention studies. Eur J Clin Nutr 2000
8週間で動脈硬化を防ぐ体に。Effect of 8 week intake of probiotic milk products on risk factors for cardiovascular diseases. Eur J Clin Nutr 2000;54:288–97.
このころはまだトリメチルアミンNオキシド(TMAO)を抑えることで動脈硬化を抑えるまでは断言できませんでしたが、
現在ではDysbiosis of Gut Microbiota With Reduced Trimethylamine-N-Oxide
Level in Patients With Large-Artery Atherosclerotic Stroke or
Transient Ischemic Attack アメリカ心臓病学会2015年では今まで出てきた バクテロイデス、プレボテラなどはよいとして、Enterobacter, Megasphaera, Oscillibacter, and Desulfovibrio,など日和見感染でもしそうな細菌が充満している人の中に、動脈硬化が多かった、TMAOが多かったと結論しています。ヨーグルトでバクテロイデス、プレボテラよりもっといい、乳酸菌やビフィズス菌で埋め尽くすと、TMAOなる赤肉を食べたあとの腸内細菌のゲップのようなものが少なくなるといいですね。