ポストコロナ-2

3月19日から3月21日の独 12327陽性(累積28名死亡)から19644陽性(67名死亡)。

日本は889陽性(29名死亡)から963陽性(33死亡)となっています。東京都のデータ、3月18日は1648人が不調を訴え専門のコールセンターへ1500人以上が断り倒され、112人が検査を受けられて、9名が陽性でした。

英語表現では、social distancing(人と人との節度ある間隔で感染防御)、slow down(自粛)などがCNNのキャスターやCDCの長官が使っていました。調子悪かったら15日間slow down、仕事行くな、学校行くな、遊びに行くな、家の中でじっとしとけ。有名なキャスターのグプタ医師と長官が言っていました。

コロナのRNA配列は、武漢株、強毒のヨーロッパ株、アメリカ株で異なります。日本は中国のように、鎖国しませんでしたから、卒業旅行の若者やビジネスマン、格安時期ツアーで辛くも帰国できた団塊さん、などが潜伏期間か、発症をし始めていると思います。4月から普通に学校再開、経済のため会社再開、イベントも手をきれいにしてマスク着けて再開する勢いが、しょうがないと思います。霞を食べては生きていけません。オーバーシュートなんぞの言葉は、CNNのグプタ先生は使いません、オーバーシュートしたら則、医療崩壊です。日本の病院機能と救急搬送機能はそもそも、有事を対象にしていません。SARS対応可能病床は東京に100床、エボラ対応病床は東京に8床です。

厚労大臣は元大蔵主計官の秀才で、歴代の危機対応の政治家の中では、難解な医学用語をもみごとに使いこなし、現状これが精いっぱいというところで、頑張っています。話には、矛盾がなく、一貫して行政対応を擁護するところで、今後も役人がそっぽを向いての、行政と政府との乖離はないと思います。ただしPCRの実行ひとつをみても、ご威光は限定的です。

2月の初めから思っていましたが、自衛隊の出動を認めたらどうでしょう。蔓延し始めて、軍服が街にでると国民も納得するのでしょうが。官庁街などを手始めに、自衛隊の野戦病院のテントを設営して、PCR検査や隔離施設や病院への搬送のデモンストレーションをしたらよいと思います。4日熱を出した人や基礎疾患のある人は、テントに行ったら、親切にしてもらって、検査もしてもらって、隔離施設への護送も、傷病兵輸送の高次機能車両などを用いたら、見栄えもいいと思います。イタリアも武漢も米国もドイツも、のっけから首長命令で細菌戦訓練を受けた部隊が国民を守るのが当たり前の国でもあんなに、こんなになった事実を考えたいです。オーバーシュートした瞬間から、日本はポストコロナのなんたるかがその時認識できるのでしょう。