Chocolate and Health-Related Quality of life: A Prospective Study
PLOSone2015年4月22日論文です。
スペインの論文です。カトリック国なのに世界で一番ぐらい移植医療が進歩しているなど医療先進国です。4600人のチョコレート摂取量を調べたようです。キットカットからゴディバから100%カカオに換算したとのことです。食べないチーム、10g以下チーム、10g以上チームで結果は3年フォローしましたが、精神的にも肉体的にも変化はなくチョコレートが生活改善にもならないし、生活悪化にもならないということでした。SF-12テストという簡単な問診テストの結果を比べただけですが、4600人にそれをすることは大変な手間でしょう。面白いのは最初の3チームの比較です。チョコレートを多く取る人は、女性、大学出、甘党で両党は少ない、むしろ内臓脂肪少な目、地中海式ダイエット(トマト、チーズ、オリーブオイル、魚介類、パスタ)信望者、糖尿病は少なかったです。チョコレートには飽和脂肪酸という高カロリー素材(ニキビ?)、大量のポリフェノール、カリウムやリンやマグネシウムや亜鉛、チラミンなどの血管アミン(偏頭痛のもと?鼻血?)、カフェインの代謝したキサンチン(気管支拡張、交感神経刺激)や大麻類似成分(高揚感、依存性)があって、苦みを消すために砂糖が入れてあります。やはり多くの生物化学物質含有のため嗜好品以上に依存性もあるとされています。ハーシーのチョコレートといえば、戦中戦後派は思い入れがあるようです、アメリカ陸軍の経口食糧でした。高カロリーで野戦兵士の栄養補給食です。ラスベガスの、お土産では、液晶テレビぐらいの大きさのハーシーの板チョコがあります。トランクにも入るし、飾りになるし、面白いと思いました。ニューヨークニューヨークというホテル内にあります。全部食べたら体を壊すぐらい巨大です。