ジョンズホプキンス大学の研究室のサイトに統計が一目瞭然にあります。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
数日日本の患者データが出てきておらず、CDCがないからかと、心配しましたが、3月14日現在、日本は701名陽性者、うち死亡19名で済んでいます。中国人の春節、クルーズ船接岸などで、国も感染症対策の初戦ですが、専門ではない災害派遣の篤志的集団や自衛官が頑張ったのと、日本人には節度と冷静さがあるので、患者数がそれほど増えていないのでしょう。検査数が少ないので、本当はどうなのかということですが、熱咳がひどいと、社会から村八分されるの国民性ですので、病院にかならず駆け込む人はずですがどうみても少ないことから、現在の患者数はもしかしたら、日本の現状を表すものかもしれません。自粛することは、大喪の礼、震災などで、世界の認める日本人の美徳のひとつですが、コロナに対しては新薬やワクチンの開発までずっと自粛していると、おそらく患者数は驚異的に少ないでしょう。行事や学校が通常になったら、感染者は増えるでしょう。ドイツは3月13日陽性者2078人から3月14日3675人に増えています、おそらく数日後には、5000人以上になりそうです。医療負荷に今のところ耐えて、死亡者は7名になっています。ドイツやフランスやスイスで医療崩壊が発生しないことを望むばかりです。患者のトリアージをしっかりして、持ちこたえることができたら、日本も大至急その方法を取り入れて、今後予想される、患者増加に備えなければなりません。感染率は一人が一人に感染する程度から4人にうつすまで諸説ありますが。ドイツを見ると1のn乗ではなく1.5のn乗あたりを想定しなくてはなりません。日本はかつて感染症をドイツに学びました。旧総理ではありませんが、ドイツが医療崩壊せず耐えられたらその手法を取り入れましょう。アメリカも封じ込めるでしょうが、軍隊総動員して、映画のようなスケールでやるでしょうから、日本はまねできません。ドイツについては諸説、中国との濃密な関係から、巷間不穏な憶測がありますが、それは忘れて、感染症対応について教えてもらえるかもしれません。五輪の動向によっては、東京都もコールセンターの基準をさげて、検査数を増やすと、自ずと患者の数学的な数は増えるでしょう。医療のキャパにあった、患者増加を役所は望んでいるのでしょうが、そんなにうまくいかないかもしれません。
咳熱の本物が毎日1.5のn乗増えてきたら。ある日クリニックに高熱咳2人、翌日3人、翌日4.5人。翌日6.75人、翌日10人、翌日15人の患者がでるとして。拭い→白血球でコロナかどうか振り分けて、つながりにくい医師のホットラインで特定の接触者外来の予約を取る、これで一日の仕事は終わりになります。何百ものクリニックから10名の予約をすると、すぐに検査のキャパは満杯ですし、陽性者のベッドも足らなくなります。ある日を境に医療負荷の限度が来ると思います。