JAMA腸内細菌

JAMA 3/14 ハイライツは腸内細菌特集

腸内細菌まとめ

善玉菌の効用について絶賛していました。

  • 肥満には独特の腸内環境がある遺伝性も関与する。
  • 糖尿病では、酢酸酪酸などの短鎖脂肪酸のうち酪酸の方がインスリン抵抗性を改善、グレリンなどのデブホルモンを少なくする。
  • 腸内細菌良好であれば胆汁酸量調節してコレステロールは低くなる
  • 高食塩であるとよい腸内細菌ができず、昇圧物質を産生しやすい
  • TMAOと動脈硬化

以前解説を引用すると、タンパク質が小腸を通過するのはアミノ酸吸収するので大変結構です。しかし大量すぎますと、大腸に到達した場合に問題が起こることがあるようです。大腸の保全や栄養に必要な短鎖脂肪酸の生成にはニトロ基も必要で大腸に蛋白が到達してくれるのは良いことのようです。ただし量が多いと発酵菌が処理をしてニトロソアミンのTMAOが産生され全身を還流しまし、局所では大腸がん危険因子になります。