電子たばこは安全

Health impact of E-cigarettes:a prospective 3.5-year study of regular daily users who have never smoked

NATURE系 サイエンティフィックレポーツ 2017年11月

 

タバコを吸ったことのない9人に電子たばこ(日本の加熱式ではありません、vaperタイプのものでフレーバーニコチン水を水蒸気にするもの)を吸ってもらって、たばこを吸ったことのない健常者と比べることで、心肺の合併症を調べたようです。簡単な方法論なのですが、ネーチャーは採用しています。心肺機能への弊害はなく、健常者とかわらない、もしかしたら、火付けタバコの弊害を回避するすべになるのかという考察でした。ニコチン依存については、改めてニコチンは血管収縮や頻脈などの作用は警戒すべきだが、たばこ病の肺障害には関与しない。ニコチンの最大の問題は、精神依存であるということでしょうか。自分は前々から、何度も、この蒸発系のヴェーパータイプではニコチン量を漸減中止できるので、ニコチン依存症治療にならないかと、一人で提言しています。ここで述べているだけなので反響は皆無ですが。バニラ味やコーラ味の水蒸気を濛々と口から噴き出すだけで、たばこ吸ったガツン感覚の代用にならないかということです。とりあえずニコチン依存からは離脱。その水蒸気爆発の煙が肺に無害となれば、あとはチューインガム程度の感覚で、粗悪品で顔面熱傷や気道熱傷しないように当局がモニターすれば、この世界標準シェアのvaperタイプを、日本のように規制する必要もなく、21世紀の安全な嗜好品としていけばよいと思いますが。