災害レベルの蔓延

ひどい風邪症状で終わるのが、オミクロン感染です。陽性率90%以上になってしまいました。一日の大半を、防護服の脱ぎ着、とハーシス管理というオミクロン医者になってます。新薬のラゲブリオも何人かに投与して、効果絶大でした。医療機関の抗原検査が払底しているようです。無料検査で陽性でもう一回PCRという意味不明の二重苦の改善必要。幸い、我が愛用する島津製作所のPCRのキットは潤沢です。本日は19例PCRを早朝から夜中までまわします。陽性率は19打数17安打です。37.5度をこえて、のどが痛い人は、それはオミクロンです。10日間安静にすれば、大丈夫のようです。家族に陽性がいたら、個室管理できないと、全滅します。症状は軽く、のどがひたすら痛い(真っ赤で出血毒が咽頭喉頭に作用しているのでしょうか、強毒ウイルスの粘膜病変を見れて、勉強です)。のどのひりひり痛いのを治す薬はありません。あれば今まで、扁桃腺持ちだった自分が、使用したはずです。擦りむいた膝として、そのヒリヒリ痛いのを、痛み止め飲んでなおらないことを想像してください。3日間で薄皮はって治ります。

風邪で熱がある人は必ずオミクロンになっているようなので、どうでしょうか。マスクをはずして、10分間会話すれば、容易にうつります。そういう環境は、飲食業、風営業、昼休憩の談話室、喫煙ルームでしょうか。10日間でも規制してください。東京一日3万人とかになると、外来業務はいかなる施設でも、大変かたよった、オミクロン外来だけになりますよ。老人施設のクラスターが目立たないのは、介護業界の努力の成果のたまものです。第三回ワクチンでも二週間しないと効かないので、現在介護関係で進んでいるワクチン接種ですが、二週間は油断できません。鼻かぜの、じいちゃん、ばあちゃんのオミクロン感染が現実となると、入院→酸素など、必然的に医療ひっ迫が発生します。