女性アスリートと内科疾患

The female athlete triad: It takes a team

2018年4月号クリーブランドクリニック雑誌

女性アスリートの3つの障害(相対的栄養失調、女性ホルモン失活、骨粗しょう症)

これらはチーム医療でなんとかしましょうという、総説です。男女性差別撤廃は、スポーツでもあって、激しいスポーツにこの障害はつきものになってきました。特に体操選手、フィギュアスケートなど審査員の主観があるスポーツは体型維持のために、食べないで過剰な運動をするようです。バレーやサッカーなども注意は要しますが、それほどではないとのことです。要は食べること体重×45カロリーは必ずとることです。かえって健康に良いと想定される栄養管理でレプチン、PYY蛋白などが脂肪細胞、腸管からでてきて、激しい運動の影響もあって食欲低下著しいようです。ビタミンD摂取低下なども手伝って、骨粗しょう症になるとのことです。骨密度検査必要です。生理不順あれば甲状腺ホルモン、FSH, 女性ホルモン(E2)、副腎皮質ホルモン、下垂体機能のスクリーニングとしてPRLなどを測定して異常がないか調べ、異常があれば内分泌異常が原因で、スポーツ障害は除外します。

 上記の障害については、少年少女のスポーツにも言えます。変声期前の野球少年が貧血であったり、新体操小学生の立ち眩みなども外来で見ます。大地に足を踏みしめるスポーツや激しいジャンプ着地を繰り返すスポーツでは、足底で血液が粉砕されます。ひどい場合は慢性経過で症状は強くないですが、輸血適応レベルの少年少女がいます。成長期の上級生と同様の運動量の際は、食事量を普段の倍近く食べないと、貧血になります。臨床現場でよくみます。肉、ご飯、魚、野菜、果物まんべんなく食べましょう。時折はジャンクフードでがっつり油と炭水化物を入れるのも脂肪細胞のためにはいいです。果物だけであったりすると、かえって食欲抑制物質のPYYがでたりして、栄養補給によくないようです。