内分泌関係など

NEJ最近から経鼻インフルエンザワクチンが2-49歳対象に海外では普及していますが、H1N1については注射はある集団の半数程度に効果あったが、経鼻ワクチンは5%しか効果がなかったとのことです。6879人の19%がインフルエンザに罹患した背景集団から解析していました。よく言われているのはインフルエンザワクチンは死亡回避70%、入院回避50%、完全免疫30%

乳がんでは近位結腸癌リスクを上げる。Cancer Epidemol 2016、18万人北欧の研究。

多嚢胞性卵巣症候群では閉経前乳がんが多い。Cancer Causes Contol2015 1024

インスリン過剰からIGF-1(先端肥大症で測定する成長ホルモンの末梢)過剰にて黄体ホルモン出現アンンドロステジオン過剰→E2減少E1上昇、男性化、sex-hormone binding protein 低下 イヤーノート受け売り。E2を更年期障害の時はかりますから、E1とE2の関係がおぼろげながらわかるような。

アスピリンは出血イベントを増やさない代わり貢献度はあるものの、有意に心血管合併症や死亡率も下げはしなかった。Diabet Med 2017 316~。

メトフォルミンに加える薬剤としてアクトスとDPP4は死亡率や心血管イベントを下げる。Diabetes Obes Metab 2016 990~ SU剤やbasal insulin療法はイベント発生多し。

アルドステロン正常にして高いKレベルの人はDMになりにくい。ジャクソン心臓研究 黒人対象の研究 Am J Clin Nutr 2017 442, カリウム高めの人の血糖管理は糖尿でも容易ですし、カリウム低めの人は肥満が多く、高血圧が多いのが印象的です。