ポストコロナートンネルの先

ニューヨークタイムズから

ウイルスの政治利用をpoliticizing virusというようです。

旧結核大国で今ではBCG全員うけている日本ではコロナ感染者の増加は緩慢になろうという期待を抱きました。現行のニューヨークでの、コロナ感染とその人種の内訳をみると、BCGをかなり打っているかもしれないヒスパニックにコロナ感染の被害が少ないであろうと、予測したかったのですが。

ニューヨーク市の人口は840万人、250万人のヒスパニック、185万人の黒人、270万人の白人123万人のアジア人が住んでいます。まだ混乱の最中で、感染者全員の人種比はまだわかっていないようです。検視は日本よりすすんでいますので、必ず感染死かどうかの判定は検視官が必ず行って、IDを確認しているのでしょう。犯罪組織がやりどころのない遺体をこっそり、病院の死体に紛れ込ますことも、想定しているのだと思います。2472のコロナ遺体の人種構成が発表されていました。ヒスパニック系は33%、黒人は27.5%、白人は27%、アジア人は4.5%でした。ヒスパニック10万人で21人コロナ死、黒人10万人で23人コロナ死、白人10万人で16人、アジア人10万人で9.1人でした。BCG打ったことがあるかどうかは今後解析されると思います。アメリカ生まれのヒスパニックであればBCGは打っておらず、また比較的低所得、無保険階級も多いと思います。ひどくなってようやく、治療が開始されたケースも多いかもしれません。善良なるサマリタンの規則で無保険でも、救急患者には最善を尽くす義務が世界中の医師にあります。母国のメキシコでBCGを打ったことのあるヒスパニックがこの中に入っているかはわかりません。今後、意外にメキシコからの不法移民にコロナが少ない事実が発見されると、BCGにより獲得した免疫が、コロナに有効であることの、証左になると思います。アジア人に死者が比較的少ないのは、祖国中国や韓国の現状をみて、警戒していたからか、アジア人の遺伝子が欧州コロナに強いのか。

抗結核免疫がコロナ感染を防ぐ集団免疫?、アジア人の遺伝子の強さ?、体を接近させる習慣や作法がない、構音発音に爆発音がなく唾を飛ばさない、回し飲みや手づかみで食べる風習がない、さかさ箸取り箸の習慣、民は由らしむべし知らしむべからずに甘んじられる国民性、だれもが約束や時間や決まりを守る文化、極端な村八分ができる文化、東郷平八郎の100発100中の大砲1門あればよいという感じのPCR検査でもなんとかなっている現状

感染者の多い米国や英国や欧州は、研究者も安心して研究できる状態ではないのですが、日本は比較的安全です。企業や大学の研究室は今が、世界的発見や特許技術開発のチャンスです。