ポストコロナーエタノール2

エタノールはブドウ糖、フルクトースなどを酵母で発酵させて作ります。濃度によって殺菌力は違いますが、80%以上がコロナに効きます。ちなみに、15度程度で、80%アルコールと規定されていますから、温暖な地域では冷やしたアルコールの方がアルコール度数本来の物になってよく効きます。冷たいアルコールの方が、揮発しにくく、コロナに効きます。冷えたジンやウオッカが、揮発しにくく五臓六腑に染み渡るのに似ています。コロナのエンベロープをたちどころに壊すので、私には一番大好きな消毒剤です。ノロウイルスには効かないといっても、たっぷりと手に付ければ効果はあります。医者になって、アルコールしゅっしゅを数時間おきに、習慣にしていたものにとっては、エタノールの不足こそ、感染症医療の崩壊といえます。次亜塩素酸を手に、しゅっしゅ、すると手荒れがひどいです、看護師さんは職場を変えるでしょう。また木でできたものは次亜塩素酸無効ですので、老人施設の消毒にはアルコールは必要です。手術前も手袋をはめる前に必ずエタノールを手に刷り込むのが、国際ルールです。

エタノールの最大の生産国は、一位、ブラジルでサトウキビから、次いで米国はトウモロコシ、三位は中国は高粱からです。日本でもコメから燃料用アルコールを生産するベンチャーがありますが、採算ベースでないのか、ほぼ生産されていません。燃やすと二酸化炭素でるので、エネルギーとしては現代的でないからでしょう。エタノールはほぼほぼ輸入しているのです。酒造メーカーは風味を加えるため、醸造したものに、人工発酵エタノールを加えるということで、エタノールを持っていると思います。60%のアルコールは大量にあると思いますので、キンキンに冷やして抗ウイルス効果などを、だれか実験してください。

現在世界は戦争もしていないのに、第三次世界大戦のように各国が鎖国して、物流もふくめて没交渉になっています。貿易はどうなってゆくのでしょう。中国からエタノールが来るのを、ただ来ないなーって待ってる、企業の偉い人やお役人がいるのでしょうか。日本でもコメからエタノールをじゃんじゃん作り始めてください。もしくは酒造メーカーの薄いエタノールを冷やしてつかう、研究をしましょう。アメリカも、中国も、疫病と飢饉の克服が、国家運営の基本でしょうから、自分たちのことで、精いっぱいです。マスクもアルコールも人工呼吸器も、小麦も、大豆も、トウモロコシも売ってくれる状態ではありません。また船を動かす人たちも、stay homeしているので、海運自体がどうなっているのか、また調べてみます。日本は幸い、米はありそうです。炭水化物抜きダイエットもいいですが、米を食べて、米でエタノール作ってコロナと戦っていくようになります。食料、医療関係、自給自足率がひくいことが、今後数か月で、あれもないこれもない、買占めしようにも物がないが顕著になると思います。病気の蔓延で、病医院以外は、stay homeになって、ますます物流が限定されます。ワクチンや薬ができても手元に来るまで、この大戦は2年続きます。