珈琲考 2杯目

喫煙者、過去に喫煙のある方では、コーヒーの効用は限定的とおもわれます。

Coffee consumption and health: umbrella review of meta-analyses of multiple health outcomes. BMJ 英国医師会雑誌とでもいうのでしょうか、2017年10月16日

実に132個の引用論文で、人の褌で相撲を取るメタ解析でも130本の褌という大変な解析です。これを見ると、人工知能的なソフトで、元データとその結果を分析しているのでしょうか。将来は論文をコンピュータが勝手に検索抽出して、母集団の関係性を足し合わせて、危険率(オッズ比)も使用計算ソフトを分析して解析したりして、メガデーターの解析はどこまでも進みます。白を黒と言ってねと、人工知能にお願いしておくと、不都合な交絡因子をわざと除外したりして、上手に統計的正当性を算出することでしょう。

たくさんコーヒー vs 少しコーヒーでは、子供の白血病、肺がん、妊娠トラブルが多いけど、肝機能改善、痛風よい、尿路結石によい、となっています。日本のウイキペディアでカフェインは最終尿酸になって痛風になると書いありましたが。英語版では痛風の文字はなく利尿作用のみを指摘していました。Coffee consumption and risk of incident gout in men: a prospective study. アメリカリウマチ学会の雑誌2007年でも強い痛風因子にならないと指摘していました。

コーヒー飲みます vs 飲みません では子供白血病、リンパ腫、肺がんのリスクになるが、肝臓病、パーキンソンや認知症予防になるとのことです。肝臓については調べます。

また脂質データーは悪化、血圧は改善するというデータも出ていました。これも調べます。

 

コーヒーと肝臓、コーヒーと心血管、コーヒーと乳腺腫瘍、チョコレート考、赤ワイン考、ビタミン系などの文献を集めて少しずつ(poco a poco)