コロナ随想ーワクチン

自分はすぐにでもワクチンを打ってもらいたいです。二回打って、抗体着けたいです。その抗体がコロナに対する善玉中和抗体であってもらいたいです。抗体ができたら、緩いマスクをつけて散歩をしたいです。一日12時間再利用したN-95マスクをつけているので、ほうれい線の上にもう一本皺ができてしまいました。もし自分のクリニックでインフルエンザ公費接種のように、コロナワクチンもできるなら、全面協力します。マイナス80度からはなれたら、普通の冷蔵庫でなぜか、何を根拠か5日もつようです。開封し希釈して注射器に詰めたら6人分を5時間以内に使用する必要があります。もしクリニックで打つとすればぜひとも、事前予約と時間厳守でお願いしたいところです。一万人に一人おこるかもしれないアレルギーに対しては、点滴や酸素や専用ベッドを作って頑張りますが、一日12名から24名程度が安全限界と思います。

高齢者3000万人分を2から3か月で完了する計画があります。区高齢者16万人を2から3か月で2回接種という換算になります。集団接種も必要になります。32万回分、ざっくり、一日5000人に10km以内とおもいますが、できるだけ密を避けて移動させて、蜜を避けて参集、会場を5か所にわけても一日1000人。8時間実働で一時間100人以上、5列で打つとして、一時間20人になります。計算上こうなります。選挙でも三々五々バラバラにしてようやく30%の投票率とかになります。一日5000人の区民の時刻指定をして、きっちりと集まることができるとすごいです。悲観的な話ですが、一人会場でアナフィラキシーがでたら、点滴確保、ボスミン投与、酸素吸入、抗ヒスタミン投与、バイタルの維持、などとなってその後は、救急搬送となります。ワクチンの副作用のために、ハイケア病床を開けてもらう必要があります。

安全にワクチンを打つためには、ワクチンを打つ期間は、あらかじめ今以上の自粛を全国に求めて、ワクチンに全力集中したいところ。打つとなって、コロナが蔓延していたら、ワクチン会場でのクラスターが必ず起こります。ワクチンの副作用患者が入院を拒否されることがあったら、大変です。自分の悪い予想が今まで、バシバシあたっているので。

F社のものは、文芸春秋に書いてありましたが、二重盲検試験の最中に途中結果を発表したようです。政府機関やメディアの要望でしょうが、厳正な結果に水をかけます。なぜなら、効くんだったら自分はプラセボの水ではなくて本物を打ってもらいたいという気持ちを被検者に起こさせることが、バイアスを呼ぶからです。通常の医薬品では治験中止になります。またこの風評で株価が上がってしまうわけで、すかさず社長さんが自己株を売却して利益確定したようです。もともと不安定なRNAを固定するためマイナス80度の環境が必要なのですが、なぜか大量のバイアルがすごい勢いで、箱詰めされる映像があります。マイナス80度であのように高速に動いて、壊れないプラスティックがあるのでしょうか。DNAは二重らせんをほどくために、水素結合をほどくだけでも100度近く温めます。ですからモツの煮込みで痛風になるのは、DNAが完全に壊れて加水分解されて核酸のプリン体が濃縮されるからです。イスラエルは政治力やインテリジェンスを総動員して決して高額でないようにしてワクチンを確保したのでしょう。ベニスの商人たちですから。いまのところ感染率が一人以上から0.9人に落ちたという新聞報道からワクチンの効果は大と言えます。総じて、わりに安全でわりによく効くが、あらたな遺伝子をちょっぴりではあるが、直接植え付けるという、人間界の大実験であることは疑いの余地のないところです。ウイルスの情報が人間のゲノムに修飾を与えるのは万年の単位をかけて、種の保存に有益であったため、ヒトゲノムではそれを数%保持しています。RNA情報を直接細胞内にぶち込んで、核膜から入り込んで、ヒトゲノムにいいことだけ刻んでくれたら幸いです。